京都大骨董祭
今日は母と我が家の3人で京都で開かれている大骨董祭に向かいました。
到着すると朝10時過ぎでしたが結構な人。会場には所狭しと骨董屋さんが出展していて賑わっていました。
私の目的は、アンティークの銀のスプーンやガラス食器。旦那さんの目的はそば猪口。
母は前日にお目当てのものを買えたようだったので今日は付き添い。
それぞれ気に入ったものを探しながらゆっくり見て回りました。
以前から旦那さんは骨董のそば猪口を欲しがっており、度々京都の骨董屋でそば猪口を物色していました。が、そば猪口は収集家がいるせいなのか、江戸後期あたりのものでもかなりいいお値段。なかなか手頃でかつ気に入ったものに出会えずにいました。
私はそんなに好みではないのですが、今日こそは買わせてあげたいなぁと思い、途中から一緒にそば猪口探しを手伝ってあげることに。
ちょっとヒビが入っていたりする傷ものは1万円以下ですが、コレ素敵だなぁと思うものは平気で2万とかするそば猪口。お店によっても値段がまちまちでなかなか選ぶのが難しい。
そんな中あるお店がわりと良心的な値段でそば猪口を置いていました。お店のおばちゃんと少しやりとりした結果、旦那さん&うちの母ついに値段交渉開始。私は横でその様子を見ていました。
候補の6つから3つを買うという話になり、欲しいそば猪口6つを並べて値段交渉。それぞれ値段もまちまちなので、組み合わせを変えては「この3つならいくらにしてくれる?」という質問を繰り返した私達。おばちゃんは繰り返される質問に必死にそろばんはじいて答えを出していましたが、途中でわけが分からなくなってきた様子。私はそんなおばちゃんを観察しつつ、密かに定価と値引き後の値段の差額を計算していました。たいてい多くて6千円引きくらいだったのですが、おばちゃん、とうとう言ってしまったのです。1万5千円と3千円と4千5百円の3つを「1万2千円にする」と。
その言葉聞き逃さなかった私、すかさず旦那さんに「コレ3つにしたら?」と勧め、「今この3つ1万2千円にしてくれるっておっしゃったわよね?だからこの3つに決めるわ」と私が決定。おばちゃんは「えらい事言ってしまった。。」「原価割れてるんとちがうかな」と失言を後悔していた様子でちょっと気の毒でしたが、時既に遅し。私達はさっさと1万2千円を払って、その3つを買いました。
骨董の値段なんてあってないようなもの。安く買えれば買えただけラッキー。一つはヒビ入りですが、使うには問題なし。とってもいい買い物ができました☆
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